帰省と贈り物をめぐる考え方の違い

最終更新: 2026年9月18日

家族との距離感は、国際結婚でいちばん長く続くテーマです。早い段階で話しておくと、後の負担が減ります。

親との距離が近い

中国では、親と子の関係が日本より近い傾向があります。連絡の頻度が多く、生活の相談も具体的です。日本の感覚だと「そこまで話すのか」と感じる場面があるかもしれません。

これは干渉というより、家族の在り方の違いです。お相手にとっては当たり前のことなので、否定から入ると話が進みません。

帰省の頻度

中国が実家なら、帰省は海外旅行になります。費用も日数もかかるので、年に何回という話が現実的な調整になります。

春節の時期は、中国では家族が集まる大きな節目です。日本の年末年始と重ならないこともあり、仕事の休みとの調整が必要になります。この時期の航空券は高くなるので、早めに決めておくと費用も抑えられます。

仕送りの話

実家への経済的な支援をどうするかは、早い段階で話しておいたほうがよいテーマです。中国では親を支えることが子の役割という考えが根強く、金額の大小より「するのが当たり前」という前提から始まります。

日本人側が想定していないと、後で大きな話になります。逆に、最初に「毎月いくらまで」と決めておけば、お互いに気を遣わずに済みます。

贈り物の扱い

贈り物をすぐに使わない、開けずにしまっておく。中国ではこうした振る舞いが失礼にあたらないことがあります。日本人側は「気に入らなかったのか」と受け取ってしまいがちです。

逆に、日本のお返しの習慣は、中国から見ると分かりにくいものです。もらったらすぐ同じくらいのものを返す、という感覚は共有されていないことがあります。

先に決めておくと楽なこと

  • 帰省は年に何回くらいを目安にするか
  • 実家への支援をするか、するならいくらまでか
  • お互いの家族への贈り物を、どの節目に用意するか

どれも、後から話すと感情が乗ります。生活が落ち着いているうちに決めておくのが、結局いちばん穏やかです。

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