結婚と配偶者ビザが済んで、お相手が日本に着いたところからが本番です。最初の数週間は手続きが集中します。住民登録、国民健康保険または社会保険の加入、年金、銀行口座、携帯電話。順番を間違えると同じ窓口に何度も行くことになります。
生活のほうは、想像よりもゆっくり進みます。日本語学校に通い始めるまでに数か月空くことも珍しくありません。その間、家で一人になる時間が長くなり、そこで気持ちが落ちてしまう方がいます。この時期をどう過ごすかは、その後の数年に影響します。
目標をひとつ挙げるとすれば、お相手が一人で買い物に行き、一人で病院にかかれるようになることです。ここを越えると、生活の主導権がご本人に戻ります。
同じ立場の人とつながれる場所があると、支えになります。地域の国際交流協会や日本語教室は、語学の場であると同時に、同じような状況の人に会える場所でもあります。